【VSCode】PlantUMLを使用する環境構築
VSCodeでPlantUMLを使用する手順についてまとめました。
DB設計をする際に使えそうなツールがないかと調べていたところでPlantUMLが良さそうということで、導入してみました。
PlantUMLとは
ユースケース図やクラス図、ER図など、さまざまなダイアグラムをテキストベースで作成できるツールです。
専用の記述ルールでコードを書くと、それをもとに図としてアウトプットしてくれます。
gitなどのバージョン管理ツールで管理することもでき、便利です。
実行環境(OSや各種バージョンなど)
今回、試した環境は、以下のとおりです。
OS | Windows11 |
Java | 21.0.5 |
VSCode | 1.96.2 |
環境構築
PlantUML公式サイトのクイックスタートガイドに沿って進めます。
事前準備
JavaとGraphVizがインストールされている必要があります。
Windowsの場合、GraphVizはPlantUMLに含まれているので別途インストールは必要ないそうです。
以下のコマンドでJavaがインストールされているかを確認できます。
java -version
インストールされていない場合は、https://www.oracle.com/java/technologies/からダウンロードしてインストールします。
インストール完了後に、再度バージョン確認コマンドを実行すると、インストールしたバージョンが返ってきます。
$ java -version
java version "21.0.5" 2024-10-15 LTS
Java(TM) SE Runtime Environment (build 21.0.5+9-LTS-239)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 21.0.5+9-LTS-239, mixed mode, sharing)
VSCodeに拡張機能「PlantUML」をインストール
VSCodeを開いて、拡張機能「PlantUML」をインストールします。
①左側のツールバーから「Extensions」を選択して、拡張機能パネルを開きます。
②検索バーに「PlantUML」と入力します。
③該当の拡張機能を選択します。
④「Install」をクリックして、拡張機能をインストールします。
動作確認
VSCodeで、PlantUMLのコードを記述したファイル(XXX.puml)を作成します。
https://plantuml.com/ja/themeに示されているコードなどを使うと良いです。
VSCodeの右側にある[カーソル位置のダイアグラムをプレビュー(Preview Current Diagram)]ボタンをクリック(もしくは、Alt+D)すると、コードのプレビューが確認できます。
期待どおりのプレビューになっていれば成功です。